ばね指
こんにちは。下妻整骨院しもつま鍼灸院、ブログ担当寺崎です。
今日は、ばね指について書いていきます。
ばね指の初期の特徴は、指を曲げたら戻らなくなり、指の付け根が痛みます。伸ばそうとするとバネのように急に指が伸びます。
進行すると反対側の手で伸ばすのを手伝わないと伸びなくなります。無理に伸ばすと激痛が起こります。
一番多いのは親指で、次いで中指、薬指。小指や人差し指に起こることもあります。
ばね指は最初は軽症でも少しづつ進行してしまうので早期の治療と正しいケアを行うことが大切です。
ばね指の原因
1、指の使い過ぎ
仕事、スポーツ、パソコン、草取り、編み物などをした後に多く発生します。
2、老化
年齢を重ねると屈筋群、腱鞘の滑りが悪くなって腱鞘に炎症が起こりやすくなると言われています。
3、ホルモンのアンバランス
妊娠時、更年期の女性に多いことから、ホルモンのバランスもばね指に関連しているのではないかと考えられています。
治療法
1、保存療法
3週間ほど指の使用を控え安静にします。
スポーツや趣味など原因が明らかな場合は、しばらくの間はその原因となる行動を中止して下さい。
お湯につけて温めたり、寝ている間に手袋をするなど血行を良くすると自然に症状が軽くなることがあります。
2、薬物療法
鎮痛、消炎の軟膏、湿布などをします。ステロイド剤局所注射などもあります。
4、理学療法
低周波治療器など
5、手術療法
上記1から3の治療法で効果が無いときは手術療法になる場合もあります。
ばね指になりそうだと思ったときのリハビリ体操
入浴時血行が良い時に、グーパーグーパーと指を開いたり閉じたりします。
パーの時は3秒間指を伸ばし、グーの時は2秒間握ります。
パーの時はしっかりと指を伸ばしきって下さい。
入浴時が特に効果的です。
ばね指は動かないまま放置していると少しづつ症状が進行します。そして、関節が硬くなる『拘縮』を起こします。
拘縮を起こすと治療はより困難になります。早めの治療を行うことが重要ですので、もし、ばね指の症状がある方は下妻整骨院しもつま鍼灸院にご相談下さい。
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