便秘と肩こり
こんにちは。下妻整骨院のブログ担当寺崎です。
今回は便秘が原因の肩こりについて述べています。
え?!便秘と肩こりって関係があるの?
と思われるかもしれません。
通常の肩こりの原因は、ストレスや運動不足などです。血流が悪化して筋肉に酸素が行き渡らなくなって緊張していきます。
また、便秘で悩んでいる方は肩こりも辛いというケースもあります。
便秘とは3日以上排便が出ない状態。あるいは毎日排便があっても残便感があることを言います。
慢性的な便秘は腸が血行不良になっています。腸で栄養素が吸収されにくいので、筋肉に充分な栄養が供給されません。それで、肩の筋肉などが疲労しやすく、硬くなってしまうのです。
対策
❶食物繊維を多く摂る。
食物繊維とは、食物の成分の中で体内の消化酵素で分解できない物質のことです。
野菜類、穀物類、豆類に多く含まれるセルロース。
野菜類、果物類、芋類に多く含まれるペクチン。
海藻類に多く含まれるアルギン酸などを指します。
日本人が、一日に摂取すべき食物繊維の目的量(18歳以上)は男性19g以上。女性16g以上です。
実際には、男性11g、女性10gしか摂取してませんので、穀類、野菜類、果物類、海藻類を工夫して多く摂取することが必要と言えます。玄米など穀類を利用するのも良いでしょう。
❷マグネシウムを多く摂る。
マグネシウムは便秘薬に使われています。酸化マグネシウムの便秘薬のCMはよく耳にしました。
酸化マグネシウムは水分を吸収する働きががあり、腸壁からの水分吸収を防ぎます。そのため、便が水分の多い柔らかい状態を維持できます。
腸管の口側が収縮し、肛門側が弛緩して、食物を先へ先へと押し出していく蠕動運動を活発化させ、便秘を解消させることができます。
マグネシウムは精神的ストレスでどんどん尿から排泄されてしまいますので、工夫して摂取する必要があります。現代人は特にマグネシウム不足と言われています。
マグネシウムはどの食物に多く含まれているかというと、ゴマ、アーモンド、カシューナッツ、海藻類、大豆加工品などだそうです。
❶と❷を足して考えると、便秘解消には和食が効果ありそうですね。
❸ウオーキングなど運動をする。
ウオーキングなどで足の血行を良くすると、腸の血行も良くなるそうです。腸の血行が良くなると、蠕動が活発化して、便秘を解消させます。
肩こりの原因に運動不足やストレス、便秘など、ライフスタイルによって原因は一つではなく、重なっていることあります。
お困りでしたら、どうぞお気軽に当院にご相談下さい。
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