起立性調節障害(4)対処法
23.03.27
起立性調節障害は、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかなくて起こります。
立ち上がる時、重力によって血液は急激に下に溜まります。体の上部にある脳の血液は、急に減ります。その状態が、めまいや立ち眩みです。自律神経がうまく切り替われば、血圧が上昇させ、血液を脳に行きわたらせ、めまい、立ち眩みを防ぎます。
また、起立性調節障害の方は、1日のリズムが5時間程ずれているとのこと。午前中活発になる交感神経が、夜間になって活性化して、寝つきが悪くなるのです。
起立性調節障害の対処法
1,ゆっくり起き上がる
急に起き上がろうとすると、頭を下げて、30秒かけてゆっくり立ち上がります。最後に頭を上げます。日中はなるべく横にならないようにしましょう。
夜、特に就寝前は、ゲームやスマートホンを見ないようしてください。脳を刺激し交感神経を優位にさせないようにしましょう。
2、塩分、水分を摂る
起立性調節障害には低血圧も関係しています。低血圧を予防するために塩分をしっかり摂り、水分を塩分を1日10g。水分を1日1.5~2リットルを目安に摂りましょう。
3、適度の運動は自律神経を整える
体調にあわせ、15分~30分程度散歩をしましょう。無理のない程度に行いましょう。午前中は活動が難しいと思いますので、午後に運動をしてみましょう。
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