肩甲背神経症候群(3)治療
24.04.01
肩甲背神経症候群は斜角筋(斜角筋は前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋と3つです)と肩甲背神経の支配領域の、肩甲挙筋、菱形筋とその付近の反応がある部分に鍼を打ちます。
肩甲背神経は斜角筋の下を走行しています。斜角筋が硬くなると、押しつぶされ支配領域の肩甲挙筋や菱形筋のあたりに痛み、痺れの症状が出ます。斜角筋をほぐして緩めることにより、肩甲背神経がスムーズに働き、症状が消失します。
斜角筋が硬くなると、その前方にある胸鎖乳突筋と肩甲挙筋も固くなるケースが多いので、これらの筋も同時に緩めるようにします。これらの筋肉は強く押すと、非常に痛いので、やさしくほぐします。ここはプロでも技術がいるんですよ。
セルフストレッチも斜角筋を緩める効果があります。
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