肩の夜間痛
こんにちは。下妻整骨院しもつま鍼灸院のブログ担当、寺崎です。
今日は肩が痛くて夜眠れないという方に、対処法をお知らせいたします。
整形外科で『四十肩』とか『五十肩』とか言われた方もいらっしゃるかもしれません。正確には『肩関節周囲炎』と言います。文字通り、肩関節の周囲の組織が炎症を起こして、肩関節の動きが悪くなった状態を指します。
なぜ、夜に肩の痛みが出るのか?
それは、私達の身体は楕円形のような形をしていて、腕は肩関節や肩甲骨と繋がっています。
肩甲骨は身体の曲線に沿って少し角度がついています。
そのため、平らな床に仰向けで寝ると、重力によって方の位置が押し下げられ関節に負担がかかるのです。
四十肩、五十肩の方にとっては収縮している筋が引き伸ばされたり、力が加わったりして痛みの原因となるのです。
次に夜間痛の対処法のご説明をいたします。
1、仰向けの場合
痛みのある肩の側の腕の下に、バスタオルか大きめの枕を置き、肩の高さを補う方法があります。
肩の後ろから肘にかけて、バスタオルか大きめの枕を置いて、腕を支えます。
2、横向きに寝る場合
痛い方の肩を上に、痛くない方の肩を下にして横向きに眠ります。
横向きになる時は、肩の高さを補うため、抱き枕や、丸めた毛布を使うと良いでしょう。
また、肩の夜間痛の原因は『四十肩』、『五十肩』だけでは無く、腕を挙げる時に肩の前の方がジョリジョリ音がする場合などは『腱板損傷』もしくは『腱板断裂』の可能性もありますのでレントゲン、MRI検査をお勧めします。
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