野球肩(4)インピンジメント症候群のリハビリ
24.01.22
インピンジメント症候群。野球肩の1種です。インピンジメントって長くて覚えにくい単語ですが、「衝突」という意味です。
肩の関節を構成している骨が衝突したり、衝突した骨と骨の間に筋肉がはさまれて痛みが生じる状態です。
インピンジメント症候群は、以下3つが原因で、起こります。
➀ 肩の関節の周りの組織が硬くなり、上腕骨(腕の骨)の本来の位置からずれてしまう。
➁ 猫背になって肩甲骨の動きが悪くなる。
➂ 筋力の低下により、上腕骨の動きが正常ではなくなった動きをする。
これらを改善して骨や組織などをインピンジメント(衝突)させないようにするのが、リハビリの目的となります。
肩を動かさない時や夜間に痛みが出るケースは、肩周辺に炎症が起きている可能性が高くなっています。こんな時は運動よりも、肩のアイシング(野球肩3参照)や肩や肘の下にタオルなどを入れて、痛みがないポジションを探しましょう。
次にリハビリ法を紹介します。
1、振り子運動
図のように肩を振り子のようにブラブラ動かしてみましょう。肩に負担をかけないように行ってください。
2,キャット アンド ドッグ運動
四つん這いになり、背中を丸めたり、反らしてみましょう。
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