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手のしびれ(6)胸郭出口症候群

23.07.31
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胸郭出口症候群は、鎖骨の下を通る神経と鎖骨の下にある動脈が圧迫されて、肩、腕、手にしびれや痛みを感じる状態を言います。

原因は、鎖骨の周囲や胸や肩の筋肉が、硬縮して鎖骨の下を通る神経や動脈を圧迫することです。鎖骨の下を通る神経は、肩や腕を通り指先に向かうので、その通り道に症状がでます。

胸郭出口症候群は、

斜角筋症候群

頸肋症候群

肋鎖症候群

小胸筋症候群(過外転症候群)

の4つに分けられます。これらを総称して胸郭出口症候群と言います。

原因

① 斜角筋のコリ・・・・・・・・・・・・・・斜角筋症候群

斜角筋は、前、中、後と3種類が頚の左右にあります。このうち、前斜角筋と中斜角筋の間を通る神経が圧迫されやすく、肩、腕、肘に痛みやしびれを感じます。

後斜角筋が硬縮すると肩甲骨の周囲に放散痛が生じます。

➁ 頸肋が神経を圧迫・・・・・・・・・・・・頚肋症候群

頸肋とは、頸椎の横から出ている突起物のことです。これが生まれつき大きく、神経に当たっていると、頸、肩、腕、肘、小指の痛みとしびれが生じます。

この場合、骨が原因となりますので、鍼灸は効果がありません。

➂ 鎖骨下筋のコリ・・・・・・・・・・・・・肋鎖症候群

肋鎖症候群は、肋骨と鎖骨の間を通る神経が鎖骨下筋で圧迫されて起こります。デスクワークなどの長時間の前傾姿勢で硬くなった鎖骨下筋が、原因です。

➃ 小胸筋のコリ・・・・・・・・・・・・・・小胸筋症候群

小胸筋は、胸の筋肉で、大胸筋の下にあります。このケースも長時間のデスクワークにより、固くなった小胸筋が神経を圧迫して生じます。

 

 

 

 

 

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