野球肩(1)原因
23.12.25
野球肩は、ボールを投げた動作時に、肩の周辺が痛む症状を言います。別名は投球障害痛です。
肩関節の周りの筋肉、腱、関節包、関節唇、骨の損傷を総称して野球肩と言っていますので、野球だけでなく、テニス、バレーボール、ハンドボール、やり投げでも起こります。
原因は、投球動作の繰り返しで、肩関節に過剰にストレスがかかり、靭帯や筋肉に損傷や炎症が生じてしまうことです。オーバーユースです。投球動作は全身の筋肉を動作なので、身体の柔軟性が不足している、筋力不足、負荷がかかりやすいフォームなども要因になります。
肩の痛みは徐々に発症していきます。悪化すると日常生活でちょっと肩を動かすだけで痛みが走ることになります。肩を上げるのが困難になり、稼働制限がかかることもあります。
安静にして痛みが緩和したからと、すぐに運動を再開すると、再び痛みが生じます。
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