天気痛
寒くなってきましたね。皆様、いかがお過ごしですか?
下妻整骨院しもつま鍼灸院ブログ担当の寺崎です。
雨の日が近づくと頭痛が起こったり、節々が痛くなったり、体調が崩れるなあと感じるときはありませんか?
天気の変化とともに体調が崩れ痛みを感じることを「天気痛」といいます。「天気痛」は気圧の変化が原因といわれています。
実は天気痛は、まだ完全にメカニズムが解明されているわけではありません。しかし、気圧の変動がかかわっていると考えられています。
台風、豪雨など低気圧がやってくると、気圧は大きく変動します。人間は、その変化を感じるセンサーが耳の奥にある内耳という部分にあります。内耳が急激な天気の変化(気圧の低下)を感じとると、自律神経のバランスを乱します。
自律神経は交感神経(体を緊張させる神経)と副交感神経(体をリラックスさせる神経)から成り立っています。
交感神経が活発になりすぎると痛みの神経が刺激され、頭痛、古傷の痛みを強く感じます。逆に、副交感神経が活発になりすぎると、倦怠感、気分の落込みを感じます。
天気痛を軽減するには、天気痛を起こしにくい体質に改善することが大切になります。
1 天気痛を起こしにくくする体質をめざす習慣
❶ 早寝早起きをする。・・・・・寝る1時間前から部屋の照明を落としましょう。できれば午後10時までには就寝をお勧めします。
❷ 寝る1時間前からスマホの使用をひかえる。
❸ 起床後10分ほど日光浴する。
❹ 食事は1日3食。・・・・・・朝食を抜く健康法もありますが、天気痛には朝食は抜かないほうが良いようです。
2 天気痛を起こしにくくする食事
❶ ビタミンB群・・・・・・・・豚肉、枝豆、うなぎ、など
自律神経を整え、痛みをやわらげます。
❷ 亜鉛・・・・・・・・・・・牡蛎、ゴマ、アーモンド、など
体と心の働きを正常に保ちます。
❸ マグネシウム・・・・・・・シラス、アサリ、納豆、干しエビ、
ゴマ、アーモンド、バナナなど
体と心の働きを正常に保ちます。
❹ 鉄・・・・・・・・・・・・レバー、ほうれん草、アサリ、など
貧血による天気痛の発症を抑えます。
以上です。また天気痛の予防にマッサージも効果があるようです。
天気の急変で痛みを感じてお悩みの方は、是非当整骨院へご相談ください。
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