膝蓋下脂肪体の痛み(1)
22.05.09
こんにちは。下妻整骨院しもつま鍼灸院のブログ担当の寺崎です。
皆さんは「膝蓋下脂肪体」という言葉、あまり聞いたことがないかもしれません。
膝の痛みは、前面の痛みを訴える方は多いのですが、前面の痛みの原因で最多なのがこの「膝蓋下脂肪体」です。「膝蓋」とは「膝蓋骨」のことで膝のお皿の骨です。その下にある脂肪の組織を「膝蓋下脂肪体」といいます。膝の曲げ伸ばしを効率よく動かしたり、膝の衝撃を緩和する、膝関節の内圧を調整するなどの役割があります。
膝蓋下脂肪体は、階段を降りる時に痛みが出ることが多く歩行時や屈伸運動でも痛むことがあります。それはなぜか?血液量が豊富で炎症が起こりやすい組織だからです。炎症が続くと、「線維化」といい組織が硬くなり、膝が可動制限されしまいます。膝関節だけでなく、身体の他の部位にも影響がでてしまいます。
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