スマホ首とストレートネック
こんにちは。下妻接骨院しもつま鍼灸院のブログ担当寺崎です。
今回は最近よく聞くスマホ首について書きます。
スマホ首とストレートネック。どちらも聞くことがあるかもしれません。ほぼ同じものと考えて良さそうです。
ストレートネックは首の骨が真っ直ぐに近い状態で並ぶことを言います。
人間の首の骨(頸椎)は7つの椎体で構成されています。本来は緩やかに前弯しています。その前弯のアーチ構造で頭の重さを支えています。
1,スマホ首(ストレートネック)の原因
・スマホの見過ぎ
頸椎のアーチがしっかりしている場合は、首にかかる負荷は4キロから6キロとされています。
しかし、顔を30度前に傾けた場合、首にかかる負荷は18キロになります。
頭の前傾姿勢が持続されると、頭の筋肉が緊張し、硬くなった筋肉が頸椎を引っ張り、首の骨の並びが真っ直ぐになってしまいます。
・視力低下
パソコンやスマホの画面を見るとき、視力低下すると、より画面に顔を近づけてしまいます。その姿勢もスマホ首、ストレートネックの原因となります。
・骨盤の後傾
長時間のデスクワークで骨盤が後傾すると、顔が前へ前へと突き出して行きます。その結果、ストレートネックになります。
2、スマホ首(ストレートネック)の症状
・首こり、肩こり
・頭痛
・自立神経のバランスを崩す
頭痛はストレートネックによる首や肩の筋緊張により血管を圧迫し、血流量を減少させ、緊張型頭痛、片頭痛を起こします。
首の筋緊張は自立神経に影響するとのことてす。自立神経失調症、パニック障害、鬱などを発症させます。
3、スマホ首(ストレートネック)の予防法
・スマホを使用時の正しい姿勢
椅子に座ります。
足の付根に手を置いて、胸を張ります。
この姿勢のまま画面を目線の高さにします。
・パソコン使用時の正しい姿勢
椅子に深く腰掛けます。
足裏全体を床につけます。
ディスプレイを目線は同じ高さにします。またはややディスプレイを下に見ます。40センチ以上距離を空けます。
背筋を伸ばし、肘関節は90度以上になるように肩に力の入らないポジションを探して下さい。
・1時間に一度休憩をとって、窓の外の風景を眺めると目の疲れを和らげます。
・ベットで横になってスマホを見ると、長時間みることで、片方の目が鼻側に寄る『急性内斜視』になりやすくなります。失明につながる恐れがありますので、ベットで横になってスマホを見るのは止めましょう。
現代人はスマホやパソコンを見る時間が長くなっています。スマホ首、ストレートネックのリスクは増大してます。
当接骨院では、首や肩の筋緊張を緩めるために、鍼やストレッチなどを施しております。
実際に症状のある方は、お気軽にご相談下さいませ。
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