馬尾症候群(3)
22.08.07
こんにちは。下妻整骨院しもつま鍼灸院のブログ担当寺崎です。
馬尾症候群の腰部脊柱管狭窄症は発症しやすい体型があります。「反り腰」といわれる体型の方です。骨盤が正常よりも前に倒れている方で、骨盤が前掲すると身体がお辞儀をしている格好になるために、腰椎をまっすぐに立たせるよう大腰筋を緊張させています。そのため腰椎と大腿骨を連結させる筋肉の緊張が強くなり過ぎて、腰椎を前方に引っ張ってしまいます。
大腰筋は四つ足動物では「ヒレ肉」に当たる部位で、本来は柔らかい肉質ですが、直立二足歩行を獲得した人類は、長時間椅子にすわる生活が多く長時間大腰筋に特に負担をかけています。大腰筋の緊張や疲労がとれないまま立位になると腰椎の前弯が増強し、椎間関節に負担がかかって、この周辺の血流も悪化していきます。
「反り腰」で腰痛、しびれのある方は、腰や下肢の緊張を鍼灸とマッサージで緩め、痛み、下肢のしびれが強い方は鍼灸がおすすめします。
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