寒暖差疲労(2)寒暖差疲の予防
寒暖差疲労って何?
気温の寒暖差が大きいことが、自律神経を乱し、肩こり、腰痛などの不調を起こします。精神的にも、イライラしたり、不安定になりやすくなります。これを寒暖差疲労と言います。この状態を予防、改善するために以下のように行動しましょう。
1,体を中から温めてみよう
身体を中から温めるって?まずは、寒い季節に冷たい飲み物や冷たい食べ物を食べ過ぎないようにしましょう。内臓から体を冷やす行動を減らしてみては?
2,体を外から温めてみよう
体を温めるポイントは、手首、足首、首、左右の肩甲骨の中心を温めることです。この4か所を冷やさないようにしましょう。
入浴は、38~40℃のお湯に、10分~15分、肩までしっかり浸かってください。熱いお湯はゆっくりと浸かれないので、少しぬるめがお勧めです。
お風呂に浸かれない場合は、首から肩甲間に42℃くらいのシャワーを30~40秒あてましょう。
就寝時や外出時、首を冷やさないようスカーフやマフラーをお忘れなく。
3,体を動かしてみよう
筋肉を動かし鍛えることで、血行が良くなり、自律神経も鍛えられます。
散歩は15~20分リズミカルに歩行するのが良いようです。長い距離を歩くのが良いとは限りません。
ストレッチは緊張しやすい筋肉を緩めることで自律神経の副交感神経を優位にさせます。首を左右真横に倒したり、肩を回し、肩甲骨を動かしたり、太もも、ふくらはぎの筋肉を、ゆっくり伸ばしてください。
運動は疲れない程度に、軽めに行ってください。
4,規則正しい生活リズムですごそう
睡眠、食事は、生活のリズムを作り、自律神経に強い影響を与えます。
太陽光線を浴びると、睡眠に関係するホルモンのセロトニンを増やし、眠りやすい状態を作ります。家にこもらず1日20分くらいは外出してみましょう。
23時~6時くらいまで寝るのが、自律神経にとって理想的です。
食事は3食摂るのが理想です。
次回は寒暖差疲労に効果的なツボをご紹介します。
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