起立性調節障害(5)自律神経反射
23.04.03
内臓って脳の命令ではなく、勝手に動きますよね?ラーメン食べたから消化してくれ、と命令しなくても胃腸は勝手に消化してくれます。オートマチックです。それは、脳ではなく自律神経が判断して、勝手に調節してくれるからです。これを反射といいます。
神経は2つのルートがあります。
末端で感じた情報を中枢(脳や脊髄)に伝えるルート。=求心路
中枢から体の各器官に情報を伝えるルート。 =遠心路
このルートが大通りだとすると、情報を脳に送らず、ショートカットして情報を末端から遠心路で別の器官に送れることができます。これを反射弓といい、このシステムを使って自律神経を整えるのがマッサージや鍼灸です。
起立性調節障害は、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくて起こる病気です。本来、夜は副交感神経が優位になってないと眠れないので、遅くまで起きていて、午前中調子が悪い。不安なのでますます交感神経が優位になってしまう。
お子様は成長途中で、自律神経が不安定です。鍼灸の刺激が自律神経の調整にお役に立てますので、ぜひ当接骨院に、ご相談ください。
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