巻き肩(3)改善のストレッチ
23.05.15
巻き肩の人が硬くなっている筋肉は、胸の筋肉、大胸筋です。大胸筋は、腕を内側にねじる働きがあります。大胸筋が硬くなると、腕の骨(上腕骨)を内側に引っ張り続けてしまいます。これが巻き肩です。
さらに、上腕骨にくっついている肩甲骨も引っ張られ、肩甲骨が本来の位置よりも外側に開きます。背中も丸くなり、肩も頭も前に突き出た姿勢になります。
このため、巻き肩のストレッチは、
➀ 胸を広げる
➁ 背骨を伸ばす
➂ 肩甲骨を正しい位置にもどし、それをキープさせる
ことが目的となります。
1,胸を広げるストレッチ
腕を伸ばし、伸ばした腕と逆方向に骨盤を捻ります。その時伸ばした腕を床につけたままキープします。
2,背骨を伸ばすストレッチ
四つん這いの姿勢で、両手を前に移動させ、胸と脇を床に近づけます。
3,肩甲骨間を広げ、正しい位置にキープさせるストレッチ両方の肩甲骨をゆっくり寄せ合わせます。
以上、1日数分行ってください。姿勢の改善は、日常的に運動を行うことが大切です。筋トレも背中の筋肉を重点的に鍛えるのが良いようです。
下妻整骨院しもつま鍼灸院でも猫背矯正、巻き肩の矯正を行っております。巻き肩で肩こりなどの症状でお困でしたら、お気軽にご相談下さい。
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