骨盤の歪み(3)骨盤後傾
22.04.18
こんにちは。下妻整骨院しもつま鍼灸院のブログ担当の寺崎です。
今回は骨盤の後傾についてお伝えします。
骨盤が後傾している場合
・背中が丸い
・太ももの後ろ(ハムストリングス)が硬い
・膝が伸び切らない
・すねの筋肉の張り
・ガニ股
という特徴があります。立ち上がり時に膝に痛みが生じたりします。
1 骨盤後傾の原因
➊ 加齢による筋力不足
猫背など姿勢が悪くなると、お尻の筋肉が衰えて行きます。また、年齢とともに脂肪が下がり骨盤の後屈が進行してしまいます。
➋ ハムストリングスの硬縮
ハムストリングスは大腿裏側にあり、骨盤と膝下をつないでいる筋肉です。ここが使い過ぎても収縮して硬くなります。使わなさすぎてもゆるんだまま固まってしまいます。ハムストリングスが硬くなることで骨盤が後ろに引っ張られ、後傾していきます。
2 骨盤後傾の問題点
骨盤後傾していることが原因の腰痛は3種類あります。
・ぎっくり腰
・椎間板ヘルニア
・筋筋膜性腰痛
またガニ股にもなりやすく、膝関節にも影響がでやすいので、変形性膝関節症の原因にもなります。